地図上の文字や記号などは明瞭に

地図の明瞭性に関わる項目として考えられるのが、地図では線、記号、パターンその他記載されている要素などの大きさ、周囲と比較したときの対比具合、記載されている場所の配置などが挙げられます。

大きさという点に限っても、ただ大きければいいというものではなく、全体とのバランスを考えた適切な大きさ、というものを考慮しつつ許される範囲でできるだけ大きくするよう心がけるべきでしょう。

この時視認性という点で留意することとして、連続で記載されるような線や面では多少小さくとも支障ありませんが、不規則に表れるような点や小さなエリヤは、逆に明瞭に主張できるよう大きく濃く、を心掛けておいた方が無難かもしれません。

まさに周囲とのバランス(対比)といえるような心遣いと言っていいかもしれません。